オブジェクトストレージをファイルシステムとして使ってみよう


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みなさんこんにちは。技術支援担当のメックスです。
この前ポケモンGoで弱いコイキングを捕獲した際に手がすべって進化させてしまい、とんでもなくCPが低いギャラドスが出来上がってしまいました。また1からコツコツコイキングのアメ集め頑張りたいと思います。

今回はGMOアプリクラウドで提供中のオブジェクトストレージに関する情報です。

オブジェクトストレージの活用術を公開しました

オブジェクトストレージは、容量無制限のストレージです。ファイルをストレージにアップするとデータを自動で複製、分散保存する安全性の高い構造となります。ブロックストレージやローカルストレージと比較してコストパフォーマンスに優れていますので、データを蓄積するストレージとして優れた性能を持っています。

オブジェクトストレージはOpenStack Swiftベースで提供されています。主にRest API経由で操作を行う仕様となり、curlでリクエストを行ったり、Swiftクライアントを利用してデータの参照やアップロード、ダウンロード等を行います。

都度curlやswiftで操作するのは取り扱いづらい、と感じられる方もいらっしゃるかも知れません。今回はオブジェクトストレージの活用法として、Linuxのファイルシステムとして使用する方法を共有させて頂きます。

今回は、cloudfuseを使った方法を記述致します。cloudfuseはFUSEを利用したオープンソースです。REST API経由での操作を仮想的にファイルシステムに置き換えてくれます。

今回記述する環境は以下の通りです。尚、本記事の手順は一例であり、動作を保障するものではございませんので、お客様環境におきましては導入前に検証の上、ご利用下さい。


実行仮想サーバータイプ N-0102
OS CentOS 6.7


以下、手順となります。


①Cloudfuseのインストール
-前提となるプログラムをインストール
-Cloudfuseをビルド
-設定ファイルを記述

②cloudfuseのアタッチ
-ファイルシステムとしてマウント
-アタッチされている事を確認

①cloudfuseのインストール

-前提となるプログラムをインストール

#cloudfuseのインストールに必要なプログラムをインストール
yum install gcc make fuse-devel libxml2-devel openssl-devel  json-c-devel curl-devel -y

2016年10月現在、cloudfuseは残念ながらyumやrpm等のパッケージ管理ソフトウェア経由でのインストールが出来ません。必要なソフトウェアをインストールし、ビルドする必要があります。前提となるプログラムをインストールします。

-cloudfuseをビルド

#cloudfuseをダウンロード
wget https://github.com/redbo/cloudfuse/archive/master.zip
#master.zipをunzipで解凍
unzip master.zip
#cloud-masterディレクトリに移動
cd cloudfuse-master/
#Cloudfuseをビルド
./configure
make
make install

githubからcloudfuseの元ファイルをダウンロードし、展開後、インストールします。

-設定ファイルを記述

#ルートディレクトリに.cloudfuseファイルを作成し認証情報を記述する
vi ~/.cloudfuse
username='アカウント情報'
tenant='テナント名'
password='パスワード情報'
authurl='認証エンドポイント'
verify_ssl=True

オブジェクトストレージに接続する為の情報を.cloufuseファイルに記述します。このファイルは新しく作成する必要があります。入力情報はアカウント毎に異なります。テナント名と認証エンドポイントの情報はコントロールパネルのAPI情報で確認が出来ます。少々分かりにくいので、下記画像をご参照頂き記述して下さい。紛らわしいのですがオブジェクトストレージエンドポイントは記述しません。

情報

②cloudfuseのアタッチ
-ファイルシステムとしてマウント

#オブジェクトストレージを/mntディレクトリにマウント
cloudfuse /mnt

ビルドが無事完了し、.cloudfuseに正しく情報を記述出来ていれば、cloudfuseコマンドが使用出来るようになっています。mountコマンドと同じ要領でシステムにオブジェクトストレージをマウントする事が出来ます。
尚、LプランやLSプランのVMにマウントする場合は/mntディレクトリは別のストレージがマウントされている為アタッチできませんのでご注意下さい。

-アタッチされている事を確認

#ファイルシステム情報の確認
df -h

cloudfuse  8.0T  21M  0.1T 1% /mnt

アタッチ出来ていれば、dfコマンドを入力する事で上記のように8Tのストレージがマウントされている事が確認出来ます。便宜上8Tになっていますが、無制限のストレージです。比較的廉価とは言え従量制となりますので、ご利用の際はご注意下さい。

 

以上となります。近年、大容量ストレージのニーズが高まりつつありますので、オブジェクトストレージの便利な使い方を紹介させて頂きました。便利かつ安全にご利用頂く事が出来ますので、オブジェクトストレージを是非ご活用下さい。

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